知られざる種類豊富なクラフトビール、そのビアスタイルの数々を紹介!
みなさんこんにちは!
今日は、ビアスタイル(ビールの種類)について紹介したいと思います。
はじめに、ビアスタイルは、全世界に150種類以上あるって知っていましたか?
そして、皆さんが普段飲んでいるビールはその150種類のうちの
1種類だけと言っても過言ではありません。
これを簡単に例えると、様々な種類があるパンのうち
フランスパンしか食べたことないのと同じようなものです。
パンには他にも、カレーパンや明太子パン、
メロンパンなど様々な種類がありますよね?
それらを食べないで人生を過ごしているの少しもったいないと思いませんか?
とにかく、苦みが強いビールや甘いビール、すっぱいビールなどみなさんが想像している以上にビールにはたくさんの種類があります。
なので今日は実際にどんな種類のビールがあるのかを少し紹介していこうと思います。
【contents】
・ビールの種類(ビアスタイル)について紹介しようと思ったきっかけ
・まさに王道ピルスナー
・ビールの常識を覆すホワイトエール
・深いコクと芳ばしい香りスタウト
■ビールの種類(ビアスタイル)について紹介しようと思ったきっかけ
私は、もうすぐ21歳になるのですがビールが得意ではありませんでした。
ビール=苦い
ビール=おじさんが飲むお酒
ビール=美味しくない
でも、ビールを飲める男はカッコいいみたいな。。笑
はじめは、このような印象を抱いていて居酒屋でも注文するのを避けていたんですが、
このビール嫌いを一変させたのが、
青二才と呼ばれるリンゴ味のビールとの出会いでした。
青二才は、私の地元である奈良ゴールデンラビットビールと呼ばれるクラフトビール(地ビール)のお店に偶然立ち寄った際に飲んだのですが、ビール特有の苦みがほとんどなく、リンゴのすっきりとした飲み心地はまるでリンゴジュースを飲んでいるような感覚でした。
このビールとの出会いをきっかけに、私はビールについてもっと詳しく知りたいと思うようになり、様々なビアスタイルの本を読んだり、ビール工場やクラフトビールのブルワリー(醸造所)を巡りながら学生生活を過ごしています。
それでは、本日は下記の3つの種類のビールについて紹介しようと思います。
■まさに王道ピルスナー
多くの人が普段よく見かけるアサヒスーパードライ、サントリープレモル、サッポロ黒ラベルなどの大手ビール会社が製造しているビールは大半が「ピルスナー」と呼ばれる種類にあたります。このスタイルの特徴は、"透き通った金色とスッキリとした味わい"です。現在、世界で飲まれているビールの70%はこのピルスナービールだと言われており、世界中の人々に愛されている、まさに王道のビアスタイルです。
ピルスナーは、1842年にチェコのピルゼンと呼ばれる地域で偶然にも完成したのですが、このピルゼンという地域の名前にちなんでピルスナーと呼ばれるようになりました。
また、少し細かい話になるのですが、ピルスナーには元祖チェコ生まれの「ボヘミアンピルスナー」とドイツ生まれの「ジャーマンピルスナー」と呼ばれる種類があり、日本でよく飲まれているのは、後者の「ジャーマンピルスナー」にあたります。チェコ生まれの「ボヘミアンピルスナー」の方が、麦の香ばしい香りとスッキリとした苦みが特徴的になっているので、ピルスナーが苦手という方でも普段の見慣れていないボヘミアンピルスナーはお口にあうかもしれませんよ!
■ビールの常識を覆すホワイトエール
ホワイトエールビールは、普段あまりスーパーなどで見かけることはないのですが、コンビニや酒店に行くと目にできると思います。このスタイルの特徴としては、”やや濁った淡い麦わら色とフルーティーで飲みやすい口当たり”です。醸造する際に、オレンジピール(オレンジの果皮)やコリアンダーの種(パクチー)が使用されているので、ビール特有の苦さはほんど感じません。今まで、ピルスナータイプのビールしか飲んだことがない方が初めてホワイトエールビールを飲むと今までのビールの常識が覆されると思います。個人的に大好きなビアスタイルなので、みなさんにも是非試していただきたいです。
■深いコクと芳ばしい香りスタウト
スタウトというビアスタイルは簡単にいうと黒ビールのことです。スタウトビールの特徴としては、”深いコクと芳ばしい麦芽の香り”です。焦がした麦芽の芳ばしい香りとコクのある深い味わいは簡単に例えると、コーヒーに近く、ペアリング(ビールと合わせる料理)としては、アイスやケーキとの相性が抜群です。このタイプのビールは基本的にアルコール度数が高く、ピルスナータイプのビールのようにグビグビ飲むのではなく、少量ずつゆっくりと楽しむことをオススメします。また、冷蔵庫から出してすぐに飲むのではなく、少し温めて常温くらいで飲む方がビール本来のコクや深い味わいを楽しむことできるので、是非試してみて下さい。
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